久しぶりにブログ書く気がする?
おおのさん35歳おめでとうございます~~~!(クラッカーパーン!)
発売された時から「暁」マジで最高…って…。やっと、書いてます。この熱量を文にしようと思ったら、あ~たぶん伝わり切らない、、、文章力萎え、、、ってなるので、まぁいいか。っていう傾向にあるね。最近。ムンウォ感想も最初だけ書いてポイーってなったね!(塚田くん「抱いて(フォント大)」の部分に打ち消し線引いたのは覚えてる)
そもそも和モチーフ・日本的な美が大好きなので、作詞も曲調も勝訴すぎる勝訴案件なんだけど…まぁそこに大野智のヴォーカル乗っかりますからね……これはもうね……ね………(余韻部分各自想像で読んでください。行間読むの大切!☆)(ブログとして最悪の手法。笑)
大野さんだから出せるこの雰囲気かな~~とは思う、他の人が歌っても良い曲には変わりないけど、いや、この曲は絶対大野智で行ってくれ。(急に主張が強め)
声に癖が無い、声の通りが良くて綺麗、歌が上手い、わざとらしくない程度に技巧を織り交ぜられる、しかもそれが上手い、さざなみぃぃぃぃぃ~!!!!!!!どまどぃぃぃぃ~!!!!!!!!!!!!(テンション沸騰中)
あのビブラート?っていうの…?(音楽知識なし)ナチュラルにこなせるの流石です先輩…。
大野さんの声の好きなところは癖がすごく薄いから聴き手側によって色がつけやすい所で、声を何かに例えるなら、完全に無職透明、山麓の天然水。…無色ね、いきなりニートかよってなったね。びっくり。
大野さんは曲を聴き手色に自由に染めさせてくれるような感覚をくれる。イメージとしては、コップ一杯の天然水に一滴色のついたインク落としたらパァ~~っとその色が広がって、染まる感じ。大野さんの声・表現が持つ透明感と聴き手の持ち寄った色が混じって世界観になる感じ、それを許してくれる声の器の広さというか包容力みたいなものを感じる。君たち色に染めていいよ~!って。
曲や歌詞にはカラーがあって世界観があるけど、それを歌う当人はいつでも無色透明で染まらない、過度に表現することをしない、さらっと感?こういう世界観ですよろしく!!!!!っていう押し付けがましさが無いからこその、聴き手側の想像力とか持つイメージを広げて乗せやすいのかな~って思う。それに大野さんの提供するものが物凄く一定の高品質でフラットな状態を保ってるからこそ。
今回の「暁」はそういう部分をかなり感じるし、歌声聞いてるだけで、色んな情景が浮かんで消えて広がって流れて、超ビューティフルジャパニーズ風景!!!脳内駆け巡る!!!!すごい!!!そうだ京都へ行こう!!!いや、行かなくともこれで足りる!!!!って感じ(集中力切らすとすぐこうなる)(勢い任せ)
聴く人が青なら青になるし、赤なら赤になる、聴き手の想像や感情を引き受けてくれる、そういう声だな~と思ってて、唯一無二だな~って感じです、大野智の歌声。
暁も歌詞の度に色んな色で染めて楽しんでます。
あとこれだけは本当なんだけど(?)、大野さんの声が消える瞬間の素晴らしさは相当で、空間に溶けて消えていく、馴染みながら消えていく、ほんと凄い。(小並感)大野さんが残した最後の空気まで美味しい(?)
なんかとりあえず歌声が最高級すぎる(完)
あと、一番気になってることは歌詞にある
「心にも あらで憂き夜(世)に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな」
なんだけど、まず、あからさまな恋愛句じゃなくて、権力争い、世の辛さ、あぁ…的な渋い句なんだろう、っていう(笑)
歌詞は置いといて本来の句の背景?的なものは、三条天皇時代、政治権力握る道長全盛。三条さん、道長の権力志向にう~ん心悩み~~。道長、三条リアルに邪魔~~!
そんな中で三条さん眼病患い、失明寸前つら……。(原因は献上された漢薬「仙丹」を飲んだせいでは説。中国では不老不死の妙薬but水銀結構含んでる…)
眼病理由に道長、三条さんに退位迫る~~!けど最高権力は天皇、権力者であってもあくまで天皇の権威によって権力与えられてるに過ぎないからな!でも道長の勢いヤバイね。眼病で分が悪いし…。三条つら…。けどまだ天皇の地位は譲らぬ、三条耐える。圧力屈しない、三条がんばる。
しかしその年、突然の火事で皇居全焼、超凶事!間に合わせで仮設皇居作るも、翌年にその仮説皇居も全焼…!(なんだこの泣ける感じ)
眼病+二度に渡る内裏の火事…ここでギブ退位決意。
道長の推しメン後一条即位。三条さん出家で三条院になったときに詠まれた歌。
道長の私的に富を独占する政情に危機感、本来あるべき日本の天皇権威のもと民衆こそが「おおみたから」!な政治望んでたのに…トホホ無念…。三条つらい。けどどんどん道長権勢強大化する~~~;;
心にもあらで〈心ならずも〉/憂き世
道長政治に歪められる日本の姿への嘆き悲しみ。
三条院の見えない目では憂き世(夜)はまだまだ続くと映ってる。
長らへば「長い人生/長い憂い/長い夜(の闇の深さ)」〈生き長らへば〉
恋しかるべき〈恋しく思うのは〉→夜半の月
夜半の月は満月、それに近い太った月=道長政権の権勢を指してる(あの有名な句がフラッシュバック!けどあれも諸説あるね~?)
月は満ち欠け、満月もいずれは新月…!!!
〈心ならずも辛いこの世に生き長らえたなら、いずれは道長の権勢にも影が差し、あの満月ですら恋しいって感じる時が来る…うん…そうだ…。〉っていう句。ざっくり。
月は巡るものの象徴、満月も沈めば次に昇るのは太陽、待ち望むは太陽の光って感じも良いっすよねぇ~~~良い。うん、最高だな…ぁ…
百人一首超エモい。(結論)
こういうのって人の読み方で違う解釈になるから、ネットの海をサッと検索してみても、
「 視界からまた一つ美しいものが消えていく…私の眼はもう失明するでしょう…心にもなく生き長らえたとするなら…今夜の月を思い出すでしょう…」的な目の方にフォーカスした読みもあったし、また別のエモさが凄い…いいっすねぇ……(惚)
三条院の愛娘 当子(まさこ)の悲恋が関係する説もか~~なり興味深かったしまた別のエモ(ry
あ、なんかただ普通に句を楽しんだのみ。なんだこれ?百人一首のステマ?(?)
個人的に大野さんのソロの中でこの句は本来の意味とは何ら関係なく独自で成立してて、曲の内容的にはドストレートに叶わぬ恋、悲恋、こんなに焦がれているのに…系だと思ってるし(句も単純に字面だけを読んだら結構普通に恋愛の歌っぽく見える句だよね……と思ったら選句かなり上手いな…?絶妙さが凄いな?)
いや~~~~終始歌詞が最高ですね!!(出た悲恋大好き女)
もうなんなら、対塚田くんを想定しても世界観入れるよね!!!(?)
〈暁に 胸の中 叩く音 とまどい〉って歌詞も大好きで(最初から最後までツボしかないけど)これは完全に、塚田くんを心で想ったとき生じるトキメキの音(高鳴る鼓動)に動揺してるわたしですよね…(違うよ)つかだくんすき…(ハイハイ)
(p.s.この曲悲恋じゃないよ~!って解釈あればぜひ教えてください!)
暁は「大野さんの良さ×モチーフの良さ×歌詞曲調の良さ×悲恋(個人的解釈)」
=最強。に決まってる。
とにかく大好きでしょうがないっていうことが何となくでも伝われば本望…
端的に言えば、
【今年のジャニーズ楽曲大賞、一瞬の迷いも無く、大野智「暁」を一位に投票する!!!!!!っていう心意気で溢れてるなう】
ジャポニズムDVD(発売未定)楽しみすぎる!